富山市には呉羽山断層という活断層が走っています。
この断層がずれると大きな地震が起きるとされています。
本年度、富山大学の先生が呉羽山断層について詳しく調べました。
すると、予想以上長く海底にまで伸びていることがわかりました。(今月の発表)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2011022202000128.html中日新聞CHUNICHI Web
この断層が海底でずれると、水橋に津波がやってくる可能性が出てきます。
********ここから水橋地区、津波来襲予想シナリオ**********
呉羽山断層の海底部分がずれ、富山湾で地震発生。水橋でも大きな揺れを感じます。
海底断層上で海水が持ち上がります。ここで津波が発生します。
津波発生場所から白岩川河口まで約4kmです。
http://www.u-toyama.ac.jp/jp/publicity/pr2010/pdf/102.pdf(↑上のリンク先の地図より最短距離を測定)
すると、地震発生から約6分で津波が白岩川河口に到達することになります。
(津波の速度を勝手ながら時速40kmとして単純計算しました。)

↑ 白岩川河口 (防波堤は東側に付いてはいるものの、津波が来る方向(船が見えています)は開いている。)
さらに河口から、次の動画のように津波が白岩川をさかのぼってくる可能性があります。
動画での津波、結構スピードが速いですね。白岩川河口から水橋中学校まで1〜2分だと思います。
地震発生から計7〜8分ですね。
*****************
「津波は地震発生後、あっという間にやってくる」ことがわかりましたか??
速やかな避難が求められます。
もし、大きな地震が起きたら、落下物や倒壊物に注意しながら、
速やかに小中学校など鉄筋の建物の上層階に逃げてください。
なぜ1階はだめかというと、次の動画を見れば理由がわかることでしょう。
(動画はちょっと極端な例でしたが・・・・)
水橋は標高が低いので、津波に弱い地区です。
実際、去年水橋で津波を想定した防災訓練が行われました。
**********
この記事では、私のおおざっぱな予想を書きました。勘違いがあるかもしれません。
本当はどうなるのか、その道の専門家の意見をお聞きしたいところです。
posted by ごっしー at 19:25| 富山 |
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
地球科学
|

|