2006年08月07日

立山登山(岩石の風化、浸食編)

立山に登ってきました。自然の素晴らしさをじっくりと味わってきました。
高山植物や周りの山並みがとても素晴らしかったので、最高!という感じでした。

さて、ここでは「岩石」にテーマをしぼり、理科っぽく解説してみましょう。

↓立山の主峰、雄山3003mの頂上です。頂上に神社があります。
雄山も含めてこのあたりの山は深成岩(花崗岩)でできています。山肌のごつごつした感じがわかりますか?

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↓むき出しの岩石です。これらの岩石は、温度変化などの原因で自然にぼろぼろにくだけていきます。この現象を「風化」といいます。
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↓そして、くだかれた岩石は雨水などによって下の方へ運ばれていきます。結果として山肌が削られたようになります。これを「浸食」といいます。

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↓下山途中の風景です。
足もとには風化でぼろぼろになった石がたくさんありました。これらの石は登山者を苦しめます。
私も一回、このザラザラ石のためにスリップしてしまいました。

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小学生がたくさん日帰り登山をしていました。
みなさんも立山に行く機会があったら、「風化」や「浸食」について、ちょっと意識しながら登ってみましょう。

実は、立山連峰は年々上昇を続けています。高度が高くなってきているということです。これを造山運動といいます。1年あたりの上昇量はほんのわずかな量ですが、何万年というスケールだと、ばかにならない量になります。

立山連峰の大先輩はヒマラヤ山脈です。世界一高い山=エベレストをもつヒマラヤ山脈は、立山連峰が上昇を開始するずっとずっと昔から持ち上がり続けているのです。

参考:
富山のジオロジー―富山の大地の成り立ちを探る富山のジオロジー―富山の大地の成り立ちを探る
相馬 恒雄

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posted by ごっしー at 10:50| 富山 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 地球科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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